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達人に聞く!雑誌の制作はすべてタブレットで!編集者・栗原亮さんのタブレット活用術

スマートフォンより画面が大きく、PCよりも使いやすいタブレット。性能と機動性とのバランスの良さから、仕事のツールとして愛用するビジネスパーソンが増えています。

Apple専門誌、月刊「MacFan」の編集者として活躍する、フリーランス編集者/ライターの栗原亮さんも、タブレットを仕事のメインマシンとして活用する一人。普段のお仕事にタブレットをどう活用されているのか、伺いました。

見た目が紙とペンに近いので、取材相手に威圧感を与えない


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編集者/ライターという仕事柄、取材から原稿執筆、さらには原稿を実際の雑誌の形式に落とし込む「入稿」作業まで、すべて行うという栗原さん。多彩なワークフローの8割を担うツールが、タブレットとのこと。

「MacFan編集部は、全員が仕事にiPadを使っています。特に打ち合わせや取材は、iPadだけで行う編集部員も多いですよ」と語る、栗原さん。

PCでも、タブレットと同じ作業ができるはず。それなのに、栗原さんや編集部のみなさんは、なぜPCではなくタブレットを使うのでしょうか。

「業界によっては、打ち合わせやインタビュー取材で、PCを広げられることに抵抗を感じる人も多いんです。どうしてもディスプレイが、相手との間に壁を作ってしまいますからね。その点、タブレットとスタイラスペンなら、見た目が紙とペンに近くて威圧感を与えにくいので、取材にもぴったりです」

なるほど。でもそれなら本物の「紙とペン」でもいいのでは?

「それでも良いのですが、デジタルだと、保存したメモやイラストを、他のツールで読み込んで簡単に再利用できたり、文字検索ができるので後から探しやすいなど、便利な点が多いのです。アナログとデジタルの良いとこ取りをしたのが、タブレットといえます」

打ち合わせや取材で、栗原さんが使用するアプリが「Notability」。スタイラスペンで手書きできるのはもちろん、録音したファイルを一緒に保存したりと、様々な使い方ができる万能のノートアプリです。取材だけでなく、企画書の作成などにも役立ちそうですね。



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  • Notability
App Storeからダウンロード

紙面イメージの作成から修正の確認まで、すべての作業がタブレットで完結!

取材が終わると、今度はタブレットとBluetoothキーボードを接続し、メモアプリで原稿を執筆。必要なときに外付けアクセサリで機能を補完できる柔軟性も、タブレットの魅力だといいます。

「雑誌の誌面イメージを"ラフ"と呼びます。ラフを作るために使うのは「Adobe Comp」というアプリ。文章や写真を配置して、紙面に近いイメージで作業ができます」

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「図版などのイメージをデザイナーさんに伝えるために、手描きのイラストを入れることがありますが、そのイラスト作成には「Adobe Photoshop Sketch」という、多彩な表現ができるペイントアプリを使っています」


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Adobeソフトはクラウドで連携するため、タブレットで作成したデータを、PC作業にすぐ切り替えられる点も、便利なところだとか。

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    • Adobe Comp
    Google Playで手に入れようApp Storeからダウンロード

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    • Adobe Photoshop Sketch
    Google Playで手に入れようApp Storeからダウンロード

プリントアウト不要!紙面の修正もスタイラスペンで楽々

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紙面イメージが完成したら、デザイナーさんに発注。しばらくすると実際の紙面イメージが上がってくるので、間違いがないかなどをチェックします。使うのはもちろんタブレット。スマートフォンよりも圧倒的に画面が大きく、タッチ操作で拡大なども簡単に行えるため、紙面チェックにぴったりなのだとか。


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「原稿はPDFファイルで送られてくるので、PDF Expertというアプリで開いて、確認します。以前は、一度印刷して、赤ペンで修正を入れていたのですが、それだと再度スキャンしてPDFにする手間がかかるし、黒い背景だと赤色が乗りにくい、という問題もありました。今はPDFのまま、ペンツールで直接修正を書き込めるので、そういった課題もすべて解決しました」

編集者やライターでなくても、会議や打ち合わせで、事前に送られてきたデータ資料を修正したり、メモを書き込んだりといった機会は多いはず。そんなときに、タブレットと「PDF Expert」を活用できそうですね。

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  • PDF Expert
App Storeからダウンロード

忙しい仕事をタブレットでより効率化する、という栗原さんの活用法。タブレットの使い方は人それぞれですが、さまざまなビジネスシーンでも活躍しそうなのは、間違いなさそうです。ビジネスパーソンのみなさんも、仕事用のツールとして導入してみては、いかがでしょうか。

栗原亮さんのプロフィール紹介

D49-12.jpg大学院修了後、出版社でMac専門誌の編集業務を経て、2002年よりフリーランスの編集者兼ライターとして活動。現在は雑誌「Mac Fan」の編集を担当しながら、アップル製品に関する書籍やムックを執筆している。活動範囲は紙媒体に留まらず、2015年より世界最大規模の動画学習サービスLinkedinラーニング/Lynda.comでトレーナーを務める。

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